菊地寛作品集 短編小説1

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今日も早起き。3時半起床。 寝たのは10時・・・歳です・・・


菊地寛作品集 短編小説1 これは町内の資源回収のお手伝いに出たときに持ち帰ってしまった。地元では真っ当な人間を装って暮らしているから、こういう捨ててあるものを拾うなど、諸々、自制しているのだが、この表紙のデザインがワタシを呼んだのだ。ごみトラックに積み込まれる寸前にお助けした。

昭和25年発行だから紙質も悪く、茶色く焼けていて、今にもボロリと破れそうな紙だが、この本は、読んでみても、なかなかに面白かったのであります。
菊地寛といえば、昨今では真珠夫人で有名だが、全く読んだ事のない作家さんで、真珠夫人のイメージがあるもので、やや軽い感じをもっていたのだが、この方は、なかなか鋭い人間観察をする方だとわかった。

本というのは不思議だ。この小さなものの中に大きなものが詰まっている。
捨てらればごみだが、読むと血が通う。





「恩讐の彼方に」というのは聞いたことがありました。
悪事の限りを働いて何人もの人を殺した男が、改心して、ノミと斧で岩をくり貫いて人々の為にトンネルを掘るという大分県の“青の同門”の話だ。  

今、犯罪被害者になられた方の無念な姿が報道される。死刑か無期懲役かで争っているが、ご遺族のかたが本当に救われるのは、犯人が死刑になることではなく、犯人が、犯した罪を心から悔い改めること意外にないのではないか。

犯した罪を悔い改めるなど、今や、小説の中にだけ存在するのだろうか。見苦しいことだ。
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by daikatoti | 2007-07-03 06:09 | 今日の美しいもの | Comments(10)
Commented by nunonohana at 2007-07-03 21:44
朝 3時半起きって・・・睡眠時間5時間って事ですね。
毎日なんですか?
本の表紙 モダンで素敵です。
読むと血が通うって言葉に感動しました。

Commented by ars_maki at 2007-07-04 00:00
素晴らしいですね、この本の表紙のデザイン!
ジャケットではなく本の表紙に直に印刷されているのでしょうか?
どちらにせよ、これを救ったtotiさん、良いことがありましたね♪

菊池寛は大正時代の大衆作家ということになるのでしょうが、
totiさんも御指摘のように、人間心理の観察と描写に優れて
いますね。読者の読みを想定して書いているのでしょうか。
山を押さえ、気をひいたり突き放したりして、飽きさせませんね。

昼メロや映画に採用されるのも頷けます。
Commented by LEFFIE at 2007-07-04 01:50
こんばんは。あ、おはようございます、に近そうですね。
御本は双方にラッキーでしたね !
机上に綺麗な光と影をつくっている籠目の照明の光源は電気? それとも蠟燭ですか ?
Commented by daikatoti at 2007-07-04 07:59
nunonohanaさん  いや、毎日でもないんですが、昔8時間寝ないと
気分悪かったのが、だんだん睡眠時間短くなってきたことは確かです。

この表紙絵は着物のロウケツ染めのような気がします。昭和な図柄です。
Commented by daikatoti at 2007-07-04 08:05
arsーmakiさん  多分この上にカバーがあったんでしょうね。
菊地寛におくわしそうですね^^なかなかビックな人だったんですね
直木賞とかもこの方がつくられたんでしたっけ・・・真珠婦人はダイジェスト版をみたんですが、あまりのあほらしさに、すっかり虜になりかかりました。原作も読んでみようかしら。
Commented by daikatoti at 2007-07-04 08:13
LEFFIEさん はオメメがかたそうですね^^おはようございます。
この照明はですね、お気に入りなんですよ~
これも、じつは廃物利用で、元は御所車の形の花入れ、引き出物系の
鋳物製のとんでもないものの一部です。 捨てようとしたとき、ふとこの
穴がおもしろいな、とおもって、リョクショウ色だったのを黒のアクリルで
塗ったら、こんなステキな蜀台になりました。中身は仏壇用ロウソクを愛用しています。短いから20分くらいで自然に消えてちょうどいいのです。
Commented by ars at 2007-07-04 20:09 x
菊地賞と直木賞とか別えはないでしょうか。
菊地賞のほうが古いですよね。
直木賞のほうが身近なので、つい出してしまいましたが、
この二つの賞、大衆文学の登竜門としても異質なようです。
第1回目の菊地賞は吉川栄治が受賞しています。
『宮元武蔵』とか重厚といいますか、多少とも素養なり、学ぶという
姿勢がないと読むのが苦痛になりそうです。
印象といいますか、独断と偏見と言っても構わないと思われますが、
直木賞は気楽に読める感じがします。
Commented by daikatoti at 2007-07-04 20:49
arsさん 直木賞とか芥川賞とか検索していくと、その枝葉の部分で、なかなかの発見がありますね。  例えばこれらの賞の選考場所ですが、
新喜楽という料亭が使われているのですが、ここは佐藤栄作が倒れた場所だったりとか、日本三大料亭のひとつで、あと二つは吉兆と金田中だとか、クイズの問題になりそうなことが一杯でてきて面白かったです。
Commented by ars_maki at 2007-07-06 01:23
新喜楽と吉兆は聞いたことがありますが、金田中は初めて
知りました。こういうの私も好きです~♪
Commented by daikatoti at 2007-07-06 10:20
arsさん 雑学がひとつ、ふたつ増えましたね^^
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