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今見ている本〜「魯山人」

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なにやらぞくっときます。
魯山人、生半可な知識であれこれ言えませんが、やっぱりすごいですね。
こういう絵もあるのですね。

魯山人は、幼少の頃悲惨なめに、あっているそうな。
ここに書いてあったことだが、三歳の時、養母に連れられて行った、沼のカキツバタと、山ツツジの真っ赤な色が、「美を意識する初めての体験」とある。
三歳で美を意識するということは、それだけ幼少期が悲惨だったということだろう。
Commented by YuccaR at 2008-10-04 08:47 x
ぞくっとくるという表現がピッタリの絵ですね。
Commented by nobukoueda at 2008-10-04 11:18
すずめがとまっていてなんとも言えずおおらかな形がいいですね。
三歳でねえ。
記憶にありません。しあわせだったってことかしら・・
Commented by mamaさん at 2008-10-04 12:03 x
書、篆刻(、絵画、陶磁器、料理と多才な人でしたね。
どれもこれも素晴らしい!!一芸に秀でれば他芸にも通ずる。
Commented by mototot at 2008-10-04 12:51 x
ヨーロッパの三ツ星レストランで、鴨にソースが合わん、と持参のわさび醤油で食べた、という話をきいたことがあります。自分の感覚を大事にする人だったんですね。
Commented by dangobongo at 2008-10-04 14:50
この絵はtotiさんテイストだと思った。
小さい人が描かれてるところも、色も。
2枚目の写真だけ、ポンとだされたらtotiさんが描いたって思っちゃう
Commented by LE at 2008-10-04 17:35 x
totiさん、
>三歳で美を意識するということは、それだけ幼少期が悲惨だったということだろう。

って、どうして?(純粋な質問)お時間があったらもう少しお聞かせください。
Commented by daikatoti at 2008-10-04 20:37
★YuccaRさん  形なんか、むちゃくちゃなんだけど、すごいですね。
Commented by daikatoti at 2008-10-04 20:41
★nobukouedaさん  鉢の中、金魚も二匹いるんですよ^^
スズメがねぇ、絶妙の位置にいますね。これ、スズメがいなかったらお間抜けな絵ですかねぇ?  スズメと落款?って言いましたっけ?ハンコ。それと全体の間のバランスがええと思いますのです。
Commented by daikatoti at 2008-10-04 20:43
★mamaさん  篆刻がまた素晴らしいですね。なにか長浜のほうにいいのがあるみたいだから一回行ってみてきます。
書もいいですね。
Commented by daikatoti at 2008-10-04 20:46
★motototさん  それ、有名な話らしいですね。
実際の所、ものすごーい偏屈な人やったんやないやろうか。
けど、美食倶楽部って、出来るものなら行って見たいところでしたわ。 
Commented by daikatoti at 2008-10-04 20:50
★dangobongoさん なんか短くなっとるね?^^; (けしましたね)
真面目なコメントにお答えいたしましょう。うふ。
ほんまですね、これは、模写してその通りに描こうと思ったら描けますね。 他の日本画の人のなんかとても無理やけど。
この形がヘンなところも味やし、なんか、言いがたいものがあるのよねぇ。
Commented by daikatoti at 2008-10-04 20:57
★LEさん  病気で体が弱った時、普段何気に見ている道ばたの花がやけに奇麗に見えることってあるようですが想像できます?失恋した時、やけに夕日が奇麗に見えたとか、音楽が身にしみたとか。。
魯山人という人、父親は彼が産まれる前に、斬られて亡くなったとか※、その後母親にも捨てられて、養家を転々としたという幼年期を送ったそうです。 父も母もいない三歳の子が、連れられて行った、お寺の池の紫のカキツバタの美しさに感じ入り、それをわずか三歳にして覚えているというのは、日頃のその子供がいかに寂しい悲しい境遇だったのかと、想像したのです。

Commented by daikatoti at 2008-10-04 20:58
★LEさんよく考えることなのですが、例えば、あの、○潟でおきた、少女監禁事件、ご存知ですか?10歳のときに連れ去られ、10年近く監禁され、身も心もボロボロになってしまったような、ああいうひとを救えるものって、いったい何でしょう。あの少女がフジコヘミングのピアノを聞きにいった※という話を聞きました。 あの子を救えるのは美しい音楽か、その類いの芸術、ほんとうに傷ついたものを救えるのはそういうものしかないように思うのですが、どうでしょう。何がああいう悲惨な経験をした人間を救うことができるのでしょう?愛でしょうか? 愛は望んでも与えられるとは限らないと思うのですが。

※のところは未確認、記憶違いかも
Commented by LE at 2008-10-05 01:49 x
totiさん、なるほど、そういう観点からですね?

音楽療法や、いるかと触れることが、オーティズム(自閉症)の子供たちの療法に使われたり、絵画療法が精神を病む人たちに使われたりするのは、「言葉」を介さない、あるいは「接触」を介さない療法だからですね。心を動かされる繊細さが、普通にのほほ〜んと暮らしている人々よりシャープになるのでしょうかね。そういう癒しのパワーがあるってすごいことだよね。

そう聞くと、確かにそういう非常に惨めな子供時代からどう成長していき美を求める人になっていったのか、伝記がよみたくなるわ。
Commented by daikatoti at 2008-10-05 08:30
★LEさん 3歳のときの記憶があるだけでもすごいことですね。
この方はあまり自分のことは話さない人だったらしいです。何年か前テレビのドキュメンタリー番組があってそれで、お父さんが斬り殺されていて、エラい経験をした人やなぁと、興味を持ったんですよ。 川端康成なんかもやはり家庭的に恵まれず、裏山に癒しを求めたそうですよ^^
Commented by takibiyarou at 2008-10-06 13:27
お山に篭っていて、魯山人の話題に置いていかれてしまいました(笑い)
遅ればせながら
この人の人柄については置いて置いて
仕事は実に凄いですねー
魯山人の器から料理と器との駆け引き、ものの見方
そして、「星が岡」と方や柳宗悦の「民芸」との壮絶なやり取りから民芸とは、芸術とはの壮大なテーマを考えさせられました
私の幼いころにはまだこの方の作品の価値も今のほどではなく、父の職業柄いくつか身近にもありました、勿論今はありませんけど・・・
そして、お世話になった方の奥様は料理のお弟子さん(自称)とか
昔から割りと身近に感じていた人です、でも凄い人ですねー
平気でピカソより自分が上と言える人・・・

Commented by daikatoti at 2008-10-07 08:12
★takibiyarouさん コメントありがとうございます^^おひさしぶりですね。
そちらで魯山人検索をしましたら、70年代から「銀花」をご愛読とか。 私など、ちゃらちやらしたものばっかり見ていたその頃に、takibiyarou さんはそんな渋い世界に入っていらしたんですね。 星ヶ丘と民芸は対立していたのですか?いろいろ、面白そうですね。  
それにしても、身近に、魯山人のものがあったり、ご縁があったりと、うらやましい御環境。 以前たしか、おじいさまのことを書いておられる記事があったようにおもうのですが、、もう一度読み返してみたいと思います。
魯山人のことは、また、お勉強してみたいと思いました。焼き物も、全部が全部好きではないですが、どんと迫ってくるものがいくつかありました。

追伸、この前出ていた青い実、「サワフタギ」でいちど検索してみてください。
Commented by takibiyarou at 2008-10-07 17:28
totiさん、「サワフタギ」、ありがとうございました

>星ヶ丘と民芸は対立していたのですか
私の書き方が良くなかったです
対立していたのではなく、魯山人「星岡」で一方的に柳宗悦の民芸論を批判していたようです
一方柳宗悦はほとんど無視、しかし後に痛烈にやり返していますけど
悲惨な境遇を経験した魯山人にとって、高みから民芸に手を差し伸べるような柳宗悦に憎悪したようですね
また柳宗悦も自分の料理を引き立たせるための魯山人の器を低く見下げたようです
この二人なかなか面白いですね
Commented by daikatoti at 2008-10-08 09:14
★takibiyarouさん なるほど、興味深い二人です。
星岡でしたね、字間違えてました。名古屋にも八勝館というのがありますね、星ヶ丘というところの近くに。
魯山人がどういう人なのか輪郭を知るには漫画「おいしんぼう」の中にモデルとして登場しているらしいですから、そっちのほうが早いかもしれませんね ^^;
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by daikatoti | 2008-10-04 07:07 | 日々のこと | Comments(19)

毎日綴る絵日記帳    まるかバツか答えがふたつしかないって オカシイ


by toti