2017年 07月 01日 ( 1 )

7月1日 土曜 雨 旧暦 閏5月8日
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朔日だけど、カレンダーはまだ出来ていない。

昨日は平日だけど予定を繰り上げて買い出しに行く。
毎週、何か珍しいものに逢えるか、この産直買い出しドライブは楽しみなのだが、今回は、なんと「楊梅」と遭遇。

実物を見たのはじつは初めて。
宮尾登美子の小説にこれが出てきて、40年も前の小説だから、その頃ネットもなく、
いったいこの美味しそうな果物はどんなものだろうと、すごく気になって、小説の他の部分は殆ど覚えがないが、このところだけは鮮明に覚えているのだ。

いったいどんな風だったのかもう一回読んでみようと物置の本コーナーに行くと、これまたすんなり過ぎるくらい、すぐこの本が出てきた。

なんと、この小説の書き出しの部分がこの楊梅だったのだ。

うまいんだよね、この小説。
この書き出しの部分で、この小説の人物設定やら、場所やら状況を全て表現している。
そして、甘酸っぱい香りを漂わせて、色的にも鮮明に場面が立ち上がってくる。

今とはちょっと違う、人々の生き生きした様子は、石牟礼道子の「食べごしらえおままごと」にも、「逝きし世の面影」というのに描かれる江戸末期から明治にかけてのこの国の人々の活気あふれる様子とも、共通している。

女衒なんて商売がまかり通る時代がいいわけはないが、何かを失ってしまっているよね、今って。

楊梅は、思っていたより一回り小さかった。
もっと、じゅくじゅくしているのかと思っていたが、早くに刈り取ったのだろうか、割合しっかりしている。
もっと甘いと思ったが、酸っぱい。
なにせ、その形から、飴玉を連想していたからね。

どうしようか考えたが、この前ユスラウメシロップを作った要領で氷砂糖にまぶしておくことにした。





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