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箱の中

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太陽は何処へいってしまったのだろう、果てしなく曇天・雨天が続く。

子供の頃、といっても7歳のころだが、家に対してこうあるべきという明確なイメージがあった。

やや奇妙なことであるが、家というのは外見がボロくなくてはいけない、腐りかけた胡桃の殻のような外観であって、それでいて、一歩中に入るときちんと手入れがされて、気持ちよく、なにかしら心躍るものが飾り付けられている。 
外がきらびやかな家というのはちっとも面白くないと思った。外だけきれいで中が荒んでいるなんて最低だと思った。 外も中もきれいな家より、外が汚くて(といっても汚れているという意味ではないが)中がきれいな家でなければと絶対そう思った。
その当時、このことを誰かに話したことがあるが理解してはもらえなかった記憶。

考えてみると家というのは私にとって大きな箱だったのだ。
箱にとって大切なのは中身である。
by daikatoti | 2009-07-27 06:08 | 日々のこと | Comments(20)
Commented by optimistic-pi at 2009-07-27 07:07
積み重ねてきた結果が如何に大きく美しい箱になっても
中身が空っぽでは悲しいですものね
中身がしっかり詰まっている箱って 自ずから醸し出すステキな空気に
囲まれてますね

それにしてもおん歳7歳にして
凄い哲学

Commented by mototot at 2009-07-27 08:09 x
うちは今思えば、継ぎ足し継ぎ足しのボロイ家だったけど、家というものが意識に上るのは相当歳くってからです。
totiさんがそう思うに至ったにはなにかわけがありそうだけんど。
Commented by at 2009-07-27 09:13 x
totiさんの7歳頃の想いに、興味がありますね。
何を想っていたのでしょうね。
その頃に、家のイメージがしっかりあったという事がすごい。
私は何も考えていませんでした、たぶん。
漠然とした不安だけが心を占めていました。
今になれば、その不安の正体も、その頃考えないようにしていた自分のことも
よくわかるのですが。

こちらも雨続きです。
人を大地に縛り付けて、押し流すように、降り続きますねぇ。
Commented by Paかち at 2009-07-27 09:21 x
7歳でそのように!ですか    私は20歳頃に見た女性週刊誌で
「ニューヨークのBG(ビジネスガールでしたか今のOL)は どぶ板を
踏んで帰るようなボロ家に住んでいても中はびっくりするほどキレイに
している。」という文に衝撃を受け ボロイアパートの壁に壁紙を画鋲で
全面貼りつけた覚えあります。それ以降の住家はその精神で張り切りましたが、、、最近は「その精神使い果たしました」 な部屋です。。。涙
Commented by tripper_01 at 2009-07-27 09:54
お天道さんは東京にやって来て光ってるでぇ。
Commented by min_y at 2009-07-27 14:44
「腐りかけた胡桃の殻のような」って素敵な表現!

7歳の頃から渋い趣味をお持ちだったんですね〜
思索的で美しい物に敏感な早熟なお子さんだったのだろうと想像できます。

私は7歳の頃、普通に、当時住んでいた大阪市内でよく見かけた玄関脇に応接間がついてる洋館風の家に憧れてました。あと、バラの絡まる垣根とか、童話に出てくるような塔のある家とか。
その頃の幼稚な趣味をいまだにひきずってるかも〜
Commented by Nicole-ay at 2009-07-27 15:49
あっ!かえでの種^^・・・家は「和洋折衷で中庭があり裏庭の塀は煉瓦作り、縁側は広くなくっちゃイヤ」が私の小学校の頃の理想の家です。中身までは考えてなかったなぁ・・。人がたくさん居る家が好きでした。今では終の棲家に二人で暮らすのが理想ですが・・・。
Commented by mamaさん at 2009-07-27 16:45 x
全室和室の家に住んでて、暖炉のある家に憧れ、むりやり座敷に暖炉を書いて悦にいってたアホでした。
Commented by daikatoti at 2009-07-27 17:06
★piさん  通りすがりに、思わず中を覗いてみたいという想いにかられる家というのが私にとってのいい家かな。
何かがにじみでているのでしょうね、そういう家って。

哲学などといわれるとお恥ずかしい次第なのですが、思い出してみますと、小学校1年の時の担任の先生が同じ学区内に住んでいらして、それが戦後のことですから決して立派な家ではなかったのですが、あるとき、ふと家の中には人形を飾っているとか机の上には花を飾っているとか、何だかそういうことを言われたことが想像をかき立て、そのお宅を通るたび、あぁ外は質素だけれど中はきっと素晴らしい家なんだと思うようになったのがきっかけのようです。
Commented by daikatoti at 2009-07-27 17:08
★motototさん 上のようなきっかけなんですが、やはり何か内に向かうエネルギーのようなのがあったものと思われます。
虫とりとかするより家の中で遊ぶが好きな子やったもんで^^
Commented by daikatoti at 2009-07-27 17:17
★頼さん コーネルの箱とか好きですねん。
箱自体は何の変哲もないようなものに、いろいろなものを並べて詰め込むという世界?
これは小1の時ですが漠然とした記憶でなく、すごくはっきりそうおもったのです。(piさまへのコメント参照してね)外見を飾るより中を飾るという世界に目覚めたんですね。なぜか^^
頼さんのそのころの不安の正体、正体がつかめればしめたものです。
Commented by daikatoti at 2009-07-27 17:22
★paかちさん  こんなことを言ってる私自身ももう最近こういう精神使い果たしました、という生活で、どーでもいいや感が強いのであります(笑   そうそう、映画を観てもストーリーよりインテリアが気になったりしたものでした。 同じく古い戸棚に白ペンキ塗ったりとか、あほなことやっとりました。
Commented by daikatoti at 2009-07-27 17:24
★tripperさん  もういやっ!と暴れたくなる天気。
さっき30分程噓のような青空が通り過ぎていきましたが、また今雨。一日2回スコールがきますの。
雷も鳴りそうやし、ここらで休憩といたしませう。
Commented by nobukoueda at 2009-07-27 22:09
この楓の種はとてもいい形で双葉が卵を包んでいるようでひかれます。
コーネルの箱は不思議な魅力がいっぱいでついつい同じように作ってみたくなるけどなかなかあの雰囲気はでませんね。
Commented by daikatoti at 2009-07-28 05:55
★min_yさん  胡桃って割ると中が艶々してるから、ちょっとイメージかなと思って^^;
ぜんぜん、美なんてものに縁のない7歳でありましたが今考えると面白いこと考えていたということがいくつかありますね。

その玄関横に一部だけ洋間がついてるのよかったですね〜親戚にありましたがドアに菱形の灯り取りのガラスが嵌め込んであったりしてね。min_yさんのおうちは夢をそのまま実現されたようなお宅ですね。
Commented by daikatoti at 2009-07-28 06:00
★Nicoleさん 煉瓦の塀など今の生活そのものですね。
縁側っていいですよね。広いとなおいい^^なんだか今までいろんなものに憧れて右往左往しましたが、結局元の木阿弥。昔ながらの日本の生活が一番という境地です。
Nicoleさんのお二人での終の棲家はどんなことになるのかしらね。
Commented by daikatoti at 2009-07-28 06:03
★mamaさん それはあの屋根瓦のおうちでのことでしょうか?
暖炉はほんとアホみたいに憧れたもんです。
書いてっていうのがどうも気になる。。どういうことやったんやろ?
暖炉の絵を紙に書いて貼ったん?まさか壁に落書きじゃなかろうね?
Commented by daikatoti at 2009-07-28 06:08
★nobukouedaさん  楓、思いのほかにぷっくりとしたいい種がはいってます。
まだ真似したことないですが、あの世界は難しいのかもしれませんね。蝶の標本などがガラスケースに入っているのって、なぜだか惹かれますね。石の標本もガラスケースに入ってますね。
Commented by pinecone_la at 2009-07-29 07:45
すごくよくわかります! 外観はフツーでもボロくてもいいんです!
あけてビックリ見たいな方が面白い。
私の実家は半分くらい父が作り足したようなもので、しかも古い家だったので、外観なんて見れたものじゃなかったですが、中は母がいつも小奇麗にしていてました。
子供の頃は気づかなかったけど、こういうギャップをイヤと感じなかったのは、気持ちよく暮らせていたからだと思います。
海外には、外観がそっけなくても中に入ると「うは~!」と思うようなお家やホテルも多くて、ますます逆にそういうものに魅力を感じるようにもなりました。
でも、悲しいことに、私自身はなかなかそれが実行できず…。
イカン、イカン。
家でも何でも中味が大切ってのはとても納得がいきますね。
Commented by daikatoti at 2009-07-29 11:22
★pineconeさん  そのご実家の様子想像出来そうです^^
そういう外と中のギャップみたいなのがたまりまへん。
一歩中に入ると玉手箱のような家というのが理想です。外はできるだけ土に近いほうがいいですね。 巣という感覚なのかもしれません。
この夏は理想に向かってちとがんばってみようかな。最近だらりんとだらけてますからね^^
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