キルトを語る
2010年 01月 31日

思うに、自分の作品を説明したりするのが相当苦手である。と、いうことにあらためて気付かされる。
どうも作ってるときは、はっはっと、興奮状態でうん、この隣にはこの布、ここにはステッチを入れなくちゃとか、まて、この色を入れないと締まらんぞ、とかでほとんど他人がどういう見方をするのかなどという視点が消え失せている。
先日来、あることで、これはどういう布を使っているのかというご質問をうけて、う〜んと窮してしまうのだったが、自分以外の人はそういうことが知りたかったりするわけだと悟る。
そこで、このキルトを説明してみよう。
部分なので分かりにくいが、大きさは約30㎝四方の正方形。
布の形が変化に富んでいるが、これは、この前ログキャビンをしたときの切れっパシを主に使っている。じつのところ、ログキャビンは、この切れっパシを得んが為の前ふりなのである。
こういう形は意識して切り出そうとするとうまくいかない、わざとらしいものになってしまう。
そして、使っている布の素性も少し説明してみよう。
英字がプリントされているのは、愚息が小6くらいの時に着ていたシャツである。
ベージュの織りの荒い分厚めの生地は、私の服の処分品で、インドの店で買ったジャケットであったか。 同じく、赤っぽい色のチェックもアジア系の服であったもの。
縁に使っているのは、ブラウスで、リサイクルショップで、柄が気に入り着る目的でなく、生地として買ったもので、値段は100円。それの襟ぐりのところを縁として縫い付けてある。
他の布も、それぞれ、前世があって、真新しい布というのはポイントに使った古い電話機がプリントされた布くらいだ。
こういうことは布の前世が奏でるハーモニーのようなのが味である、と、思う。
丁寧な説明をありがとうさんです
>布の前世が奏でるハーモニー
素敵なフレーズ♪
ワテのパッチは新品の布がほとんど
新しい布を切り切りしてしまうのにちょっと罪悪感を持つこともあったりするわけでして
っていうか着なくなった服はすぐにポイッちょしてしまって・・・
何かに使えるかな?と取って置くのはせいぜいボタンくらいでしょうか
またしても・・totiさんアートに魅了された朝であった
>布の前世が奏でるハーモニー
素敵なフレーズ♪
ワテのパッチは新品の布がほとんど
新しい布を切り切りしてしまうのにちょっと罪悪感を持つこともあったりするわけでして
っていうか着なくなった服はすぐにポイッちょしてしまって・・・
何かに使えるかな?と取って置くのはせいぜいボタンくらいでしょうか
またしても・・totiさんアートに魅了された朝であった
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おはようさんです^^昨日の偏頭痛はなんだったの?というバッチリの体調^^;思うに頭痛は雨の前日に空が今にも溢れてこぼれるっ!!という寸前に起きるのであります。あっ!この記事に関係ないことで失礼致しました。パッチは思い出の布で作るといい物が出来ますね。自分で使うのはこういうのがいいですね。でもね、誰もがtotiさんみたいに味のあるキルトを作れるかって云うとそうでもないんですよ。私のなんか崩そうとしても直線ばっか。面白味のないことといったら・・・。あやかりたいわ^^;
★kokkoさん 人にプレゼントしたり、売ったりするには、やっぱり新品の布でないといかんでしょうかねぇ。
うん、アートと言っていただいちゃったですが、こういうものは、出来、不出来は別にして、オリジナルの創作物ということで、手芸という分野とはちょっと別物やと自分では思っているのでありますよ。
うん、アートと言っていただいちゃったですが、こういうものは、出来、不出来は別にして、オリジナルの創作物ということで、手芸という分野とはちょっと別物やと自分では思っているのでありますよ。

子供のころ作ってもらった服の生地とか手触りはなぜか今でも鮮明におぼえている。 あれを捨てないで端切れだけでも残しておけば、こういうふうに前世パッチにできたかも。
★Nicoleさん おぉ、今とても眠くなってきたとこで、やっぱり今雨が降る寸前だと思われます。降ってしまえばスッキリ。頭痛はしないんだけどね。頭痛もこの頃霧のように晴れたの。不思議なくらい。
kokkoさんと話したのと続きのようになるけど、私の場合、布を使って、キルトという分類でやってはいるけど、またまた、出来不出来は別次元のこととして、お手本があってやる手芸という分野とは別のものだと思ってるんだ。 お手本どうりにやる手芸が嫌いかというとそうではなくて、細かいオーソドックスな仕事というのは大好きで、それは極めるとそれで一つの世界が出来上がって、生半可な創作よりも力があると思ってる。
外国の人の作品なんかでは、布を使ったすごい創作的なものも普及してるようだけど、なぜか日本ではおとなしいものが多いね。
これなんかも、布で作ってはあるけど、それは素材であって、これと同じものを絵の具で描けば絵ということになるわけで、絵を布で描いてるということかな。
kokkoさんと話したのと続きのようになるけど、私の場合、布を使って、キルトという分類でやってはいるけど、またまた、出来不出来は別次元のこととして、お手本があってやる手芸という分野とは別のものだと思ってるんだ。 お手本どうりにやる手芸が嫌いかというとそうではなくて、細かいオーソドックスな仕事というのは大好きで、それは極めるとそれで一つの世界が出来上がって、生半可な創作よりも力があると思ってる。
外国の人の作品なんかでは、布を使ったすごい創作的なものも普及してるようだけど、なぜか日本ではおとなしいものが多いね。
これなんかも、布で作ってはあるけど、それは素材であって、これと同じものを絵の具で描けば絵ということになるわけで、絵を布で描いてるということかな。

★motototさん おぼえてるね〜、子供の頃着た服。あれが全部残ってたらお宝やね。
今からでも、なにかいい想い出のある服を捨てるときは一部切り取って、箱に仕舞っておくだけでもいいよね、老後に想い出にひたるのじゃ。
今からでも、なにかいい想い出のある服を捨てるときは一部切り取って、箱に仕舞っておくだけでもいいよね、老後に想い出にひたるのじゃ。
★mamaさん 昔の人の、着物の扱い方、そういう風に順送りで最後は雑巾に行き着くまでのことを書いた本なんか読むと、ああ、こうでなくっちゃと思いますね。
そういうふうに大切に扱うことで作る側も誠意をもっていい仕事ができたんやろうね。 使い捨ては、作る側も狡くなっていくし、いいことないわ。
そういうふうに大切に扱うことで作る側も誠意をもっていい仕事ができたんやろうね。 使い捨ては、作る側も狡くなっていくし、いいことないわ。

どうも針を持つと職人の血が騒ぐのか、きっちり作ってしまいます。
他はすべてアバウトなんですけどね(笑)totiさんの作品はアバウトとはtito違いますよね。あやかりたいでおます。
他はすべてアバウトなんですけどね(笑)totiさんの作品はアバウトとはtito違いますよね。あやかりたいでおます。
★工事中さん 職人の血いいですね。職人気質が大好き。ここぞという時には妥協を許さぬ職人気質、そうありたいと願います。
ヒヒ、最近針は錆び付きかかってます。なにかでエンジンがかかって、また走り出せるといいんですけどね^^
ヒヒ、最近針は錆び付きかかってます。なにかでエンジンがかかって、また走り出せるといいんですけどね^^
by daikatoti
| 2010-01-31 07:51
| 雑貨アート
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Comments(10)