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金柑の甘煮とお歯黒のことなど。

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年に一度のお楽しみ、宮崎産の金柑を甘煮にしてみました。今朝は蜜柑を絞ったホットオレンジの中に入れてみました。
コースターはパーラービーズっていって最近のお子ちゃまの間で流行っているものです。台の上にビーズを並べていき出来上がったらアイロンで固めるというお遊び。

※  ※
「陰翳礼讃」を読んでいると“おはぐろ”というのが出てくる。
ちょっとだけ検索で調べたところによると、江戸時代は既婚女性はみなこのお歯黒をしていたとか。
歯は白くてこそという価値観と、これは全く別の価値観であるわけで、このことを理解しないことには近代以前の感覚はわからない、っとか思ったわけであります。
時代劇や歴史ドラマなども、こういう意味では全く現実には沿うてないということになるのかな。
既婚女性と書いたが、では生涯独身の女性は白い歯のままだったのか、という疑問も残る。
Commented by 柳居子 at 2012-02-08 10:19 x
   『三十振袖四十島田』
 
 山本 周五郎著 『扇野』 白い歯のままが、囲われものだが幸せになるという話  お勧めです。
Commented by ツバッキー at 2012-02-08 10:27 x
きんかん、と聞くと、鶏のまだ生まれてない卵(ようはモツ)の炊いたんのほうを思い出してしまいます・・たまにべたくなるような・・
果物のきんかん、そのままでしか食べたことがないのですが、
煮ると、のどにもよさそうでおいしそうですね。


おはぐろですが、有吉佐和子の小説では和宮さんも塗ってました。
独身時代ですが・・・「かね」と呼ばれていたと思いますが
月のさわりのときだけは塗らないとか、おはぐろだけでもいろんなしきたりがあるようですねー。

大奥の女性は眉もそり、お歯黒塗ってたみたいですね。
めちゃ臭いらしいです(^_^;)  一度時代物のドラマで、女優さんが塗ってるの見たことありますけど、けっこう怖かったです。
Commented by daikatoti at 2012-02-08 12:15
★柳さん ありがとさんです。カートに入れておきました。
Commented by daikatoti at 2012-02-08 12:23
★ツバッキーさん うちのテイシュもそう申しておりました。こうして煮てしまうとほんとに卵みたいです。昔、鶏のすき焼などしたときにアレを入れましたが、わたしはなんだか怖い感じがしてあれだけはよう食べんかったであります。

お歯黒の登場する本、気をつけてるとあるんでしょうね。
薄暗い中に眉を剃り、口の中も黒くした女人がボォ〜っと佇んでいる姿ってなにか鬼気迫りますね。
臭いんですか?そりゃたまらんな^^。虫歯予防にはなったそうですね。
この前ちょっと話に出た楢山節考ですが、70過ぎても丈夫な歯があることが恥ずかしいと石臼で歯を折ってしまうという場面があったんですが、歯というものに対する考えが今とずいぶん違ってるんでしょうね。
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by daikatoti | 2012-02-08 08:14 | 日々のこと | Comments(4)

毎日綴る絵日記帳    まるかバツか答えがふたつしかないって オカシイ


by toti