いびつなもの

2月9日 金曜 晴れ 旧暦 12月24日
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やっと睡眠のリズムが元に戻る。
誰もがまだ寝ている時間、夜明けを見ながら珈琲を点てる、やっぱりこの時間が大事。

珈琲を点てながら、先祖にやちさんという いかず後家でしじゅうそこそこで亡くなったという人のことが頭に浮かんだ。

祖父の妹で、祖父じたい私の生まれるとうの昔にあの世にいて私は顔すら知らないのだが、その大叔母であるやちさん、という人はたいそうな猫好きであったそうな。

祖母や伯母たちが、私が猫を可愛がるのを見て、ヒソヒソと、笑いながら、やちさんに似てるなぁそっくりや、と言っていたので、なんだか自分はそのやちさんという人の生まれ変わりではないかと思うようになった。

猫が好きになった理由など何もなく、ただ初めて猫を見た時から狂喜乱舞という喜びようだった、と自分で思う。

やちさん一家は琵琶湖の水害で運がつき没落していった。
琵琶湖のそばにあったという住まい、今、プリンスホテルが建ってる辺りに住んでいたようだ。

と、なんとまぁ、なんとしょうもないことを思い出して書いているのだろう。



作品は、伸びたのではなく最初からこういう形の布を使った。
鍋つかみにもなるし、ランチョンマットにもなる。
赤糸を綴じつけてある。

あとでアップで撮ったの追加しときますね。


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by daikatoti | 2018-02-09 06:37 | 雑貨アート | Comments(6)
Commented by pallet-sorairo at 2018-02-09 09:25
これは、コーチング・ステッチという刺し方でしょうか?
totiさんの作品は図案からしてオリジナルで
いつも素敵だなぁと拝見しています♪
Commented by rucolanote at 2018-02-09 12:27
コメントは激久ですが、いつも拝見していますnanoです^^;
NHKのファミリー・ヒストリーではないけれど、私も昨年母親が亡くなり、親戚の話を聞ける人も少なくなりました。私の知らない、母方の祖父、祖母の事や、戦争の飛行訓練中に亡くなったという伯父のこととか、ふと聞いてみたくなるのですが。。。
totiさんの、やちさんという方へ思いを馳せるお気持ち、何となく分かるような気がします。私はそんな話題が好きであります。

「いびつ」という言葉は良くない意味にも使われますが、子供の頃から何となく親しみを感じる言葉でもあります。いびつな物を作るtotiさん、アーティストですね。 
Commented by daikatoti at 2018-02-09 18:03
★pallet-sorairoさん
多分そういうステッチなんでしょう^^
自分としては糸を留めつけているだけの意識しかなくって。
刺繍って、布に図案を写すというのが難関ですね。
これはウールの生地なのでぶっつけ本番でした。
Commented by daikatoti at 2018-02-09 18:09
★rucolanoteさん
コメントありがとうございます^^ お久しぶりですね。
そうですよね、こういう話を聞ける昔の人がもう居なくなってきてる、もっと聞いておけばよかった、ってことがありますね。
こちらの嫁ぎ先の歴史みたいなのも私は大好きで、親戚のおじさんのお話なんか興味津々で聞いたんですが、もう誰もいなくなってしまいました。
風船爆弾を作ったという話とか、ここの義父のあまりおつきあいのなかったお兄さんはスター雑誌の写真修正の仕事をしていただとか、もう面白くって。
亭主の方は自分ちのことなのに直ぐに忘れてしまうんです^^

いびつ、はい、曲がったものが好きなんです。
Commented by buribushi at 2018-02-09 23:38
このポットの輪郭、糸を糸で止める縫い方、むかし母の里で曾祖母の細工物に見ました。黒い袱紗?に金色や緑で波と柳が縫ってあり(そこは並柳という地名でした)、波の上には兎が跳んでいました。もうとっくに何処にもないでしょうねー。もし仏壇の引き出しにあったりしたら驚喜すると思う。
母の末弟だった叔父も亡く、その村も家も遠くなってしまいました。
トシヨリに話を聞きたい、と言ったって、自分がそのトシヨリになってしまい、もっと年上の人は話ができなくなったし。
Commented by daikatoti at 2018-02-10 08:15
★すばるさん
そう言えば、着物に金糸刺繍する時、こういう風に留めつけてありましたね、きっとそれの記憶が、コーチングステッチ、と言うよりは強いような気がします。

金や緑で波と柳、その上に兎となると、なんだか因幡の白兎みたいですね。

ほんとに年上の煙たい人々が次々なくなっていってしまって、我が天下なんて喜んでも、なんのことはない、自分がトシヨリになってるということでした。
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