古い料理本

5月22日 火曜 晴れ 旧暦 4月8日
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片付け事をしたので、この古い料理本がまたひょっこり出てきた。
暮しの手帖から出ている「おそうざい十二カ月」という本。

料理の本がモノクロ写真で、若い方が驚いておられたのが印象深いが、白黒写真でもそう違和感を感じない世代である。
子供の頃、婦人雑誌の料理のとこを見るのが大好きだった。
ほとんどが食べたこともないハイカラな料理で、童話の本読むより、料理本を見て夢見た。

ミセスという雑誌が子供の頃の愛読書だったのは、前に書いたことがあるが、活字中毒なのにあまり活字が無かった時代なので、もう隅から隅まで何度も読んだ。

思うに、あの頃の雑誌の写真に添えてある文章の文体とでもいうのでしょうか、あの独特の語り口が好きでねぇ。
どうしたらこういうふうに書けるのか真似てみても書けなかったですね。(当然ですが)
フォトブックで行き詰まるのも、何かちょっとした文を添えようなんて思うもので、やっぱ無理だわ、ということになってしまう。


この料理本だって、文章がなんだか素敵なのである(ほらね、素敵くらいしか言えないボキャ貧)
例えば別のページですが、

切り干し大根は上手に煮ると、ほんとにおいしいものです。厚揚げといっしょに煮てみました。甘口の味加減に、厚揚げのうまさが大根にうつっています。

なんてことが書いてある。何が違うのか知らないが、なんだかいいのである。

今の雑誌が面白くないのは、第一に文字が小さ過ぎて読もうという気にもならないし、それに、なんだか、何が違うのか、引き込まれないのである。

すべてのことにもう飽きているのかもしれないが。

ひとつだけ確かにこれが嫌だ、という言い方がある。

...と、◯◯さん。

というのが、どーもいや。インタビューした方がこういう風に言ったよ、ということなのだが、個人的な好き嫌いなんだろうけどね。

それにやたらカタカナ用語の羅列も目立つし、カタログ化してる。


憎たらしい理屈をこねているが、じゃこのブログはどーなのよね。
何か品格のある文でも添えられるといいのだけども、これブログだから書いてられるけど、紙媒体だったらまったくダメだねぇ。




by daikatoti | 2018-05-22 07:08 | 日々のこと | Comments(6)
Commented by Kcouscous at 2018-05-22 09:46
「……と、○○さん」って、むかしのNHKのドキュメンタリーか二本立て映画の中間のニュース(古い!)を思い出してしまってすごく古くさい感じがするんですが、いまも言ってるの?
私はこのごろニュースの最初に言う、「……で何が?」という尻切れトンボの言いかたがすごくいや。
Commented by buribushi at 2018-05-22 09:51
あ、この本、私も持っています。塩鯖のままかりふう、塩鯖の卯の花まぶし、なんか好きでした。今の塩鯖は当時と違って脂っこいと感じて作らなくなりましたね。
胡瓜の下拵えを、「なめてみてちょっとからいくらいの塩水につけます」というような書き方。久しぶりにこの中の何か作ります。
Commented by pallet-sorairo at 2018-05-22 10:36
あっ、私もこの本持ってます。
それと同じ頃出た『おそうざいふう外國料理』というのも。
懐かしいなぁ。
でも、いま義母が一人で住む家に置いてきちゃってる。
今度手元に持ち帰ってくることにしよう。
Commented by daikatoti at 2018-05-23 06:24
★kcouscousさん
二本立て映画のニュースがルーツだったんですか、この言い方!
今も書かれてますよ。言ってるのかどうかは分かりません。
ちょっと変えて来てるのもあります。...と、語っていました、とかね。

え?ニュースの最初に「.....で何が?」なんて言うのですか。
最近世間のことさっぱり興味がなくなってしまってテレビも見てないんですが、たまにはチェックしとかいけませんね。
Commented by daikatoti at 2018-05-23 06:29
★すばるさん
持っておられましたよね^^
塩鯖のままかりふう、卯の花まぶし、はいタイトルは覚えてます。何度も何度も見てるので覚えてしまいますね。鯖は焼くか煮るかしかしないので、それはやったことがないですけど。
ノルウェー産の鯖なんかすごい脂が乗ってますよね。

>なめてみてちょっとからいくらい ああ、すごく優しい表現ですね。料理本とは思えない部分がありますよね、この本。作りも頑丈に出来てますね。
40年以上使ってもまだ大丈夫だもん。
Commented by daikatoti at 2018-05-23 06:31
★pallet-sorairoさん
ぜひ持ち帰ってください。若い頃はこんな淡白な料理どうよ、って部分もありましたが、今ちょうどいいのです。
作り方も丁寧に解説してあるし、何より料理が楽しくなるような書き方がしてあります。
外国料理は持ってないのですが、それもよさそうですね。
暮らしの手帖の料理は何か魅力がありますね。
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