枇杷

6月13日 木曜 晴れ

よく降る雨である。

節々が痛い。もう老人である。

あーめん…

田辺聖子さんが先週亡くなられたようだ。

30代の頃よく読ませていただいた。

いろいろ語録をメモっていた筈だが、もうそれも何処かへいった。

ネットで調べると、著書を貫く姿勢として、

「深いことを軽くやさしく面白く」

と、出る。

訳のわからん難しい言葉を並べ立てる政治家に聞かせたいものだ。

言葉は、分かってなんぼ。

意味不明のなんとか話法は自分を賢く見せる為、それと、意味がわかって上げ足取られんようにする為なり。

時々年金のことなどで役所から通知が来たりするが、なんとまぁ分かりにくい書き方がしてあることかと、ハラが立つ。

もうそういうの、これからはみんなリセットね。

田辺聖子さん、佐藤愛子さん、遠藤周作さん、北杜夫さんなどの主にエッセイを中心に楽しませてもらった。

これらの方に共通するのはユーモアのセンスではないかな。

どんなことも、ちょっと横から見ると喜劇なのであるよ。