台風過ぎて秋っぽくなってきた

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またいい季節がやってきた。

秋になるとここの場所で夕暮れを眺めるのだ。

地面の上は刈り取られた草が散らばっているが、ここもきれいにして、秋明菊もそろそろ咲き出している。

台風過ぎた夜空がきれいだった。明後日は十五夜だね。

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フェイジォアの実。

　一昨日だったか見知らぬ若者が訪ねてきて、このフェイジォアの枝をいただきたいというのだ。

え？何、何だろと聞くと、自分はお花屋に勤めている、フェイジォアがあるのを見つけたので声を掛けた、というようなものだった。

どこのお花屋さん、と尋ねると名古屋だと言う。え？名古屋のお花屋さんがどうして此処に？と言うと

通り掛かったという。

なんだか解せん話でひたすら怪しかったのだが、、

なんて名前の花屋さんとか、根掘り葉掘りほんとは聞きたかったのだが、いかにも疑い深いふうで、

何やら話がよくわからんのは、きっとその子がまだ二十歳そこそこで世慣れしてなくて上手く交渉できないのかなとか適当に考えて、ちょうど朝切り落とした枝などをまとめて持っていってもらった。

帰りに500円玉一個くれたのだが、、なんなんだ、、よくわかんない。

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オヤツは葛餅。作るのに力が要る。練ると重くなるからね。わらび餅ではない。

これは葛粉と少し小麦粉を混ぜて火を通した後、もう一度容器に入れて蒸すので一手間多い。

何だか代わり映えしない日常。こんなふうに過ぎてゆく。