あげて言葉

酷い争い事が続いているけども、地球の片隅の自分の場所は今は至極平和である。

地面の上にヒヤリとした空気が漂い、もう散り始めた金木犀の香りも混じり、鳥の鳴き声が聞こえる。

夜に降った雨で地面は湿っている。

昨日の花束を分解して描いてみる。

高砂芙蓉はしぼみかけた時も可愛らしい。

フジバカマにイヌタデ(赤マンマの正式名かな) みんなピンクの花。

夏の間はジャスミン茶が多かったが、最近また緑茶プラス野草の入ったお茶にしている。

今日のブレンドは松葉に、枯れた葉っぱ、これは新しく仲間入りした露草。これも何らかの薬効があると書いてあったので試してみた。

松葉以外は小鍋で軽く炙っている。緑っぽい味が飛んで飲みやすくなる

深夜に謎のお腹いたになったのは、もしかしてコレが合わなかったせい？？　

しばらく様子見をしよう。

二、三日前、久し振りに牛肉を食べてから少し腸内環境が変だ。油が消化しきれてないのかも。

※ ※

衰退国家の片隅のchronoirさんが、最近やたら何につけても「卒業」という言葉が使われるのが居心地悪いというような事を書かれてて、私もどうにもこうにも居心地の悪い言葉があるんです、という話をした。

私は、りんごの絵なんか描く時、林檎の描き方を説明してくださるYouTubeを探して描くのです。YouTubeは本当にありがたく、2019年のアクセサリー作りにハマった時もおおいにYouTubeのお世話になりました。

アクセサリーの時は外国語が多くて(いえ意味などわからなくても手元さえ見てれば分かるのです) 却って問題無かったのですが、

日本人の人のYouTubeには「あげて言葉」と勝手に名付けているのですが、これに当たる確率がすごく多い。

これは前にもいつだったか書きましたが、〜あげてを連発されるとだんだん違和感が蓄積されて気持ちが悪くなって聴いていられなくなるのです。

例を挙げると、

影を入れてあげると

塗ってあげると

差をつけてあげる

カーブを深くしてあげると

中心線を引いてあげる

などなど。

なんで　　影を入れる、塗る、差をつける、カーブを深くする、中心線を引く、

という単純な言い方をしないのだろうと。

なんで、「あげ」なきゃいけないのか、

あげるのは誰に対しての言葉なのか、

教えてくれる人と教えてもらう人の間に、何か居る、なんなんだそのあげてもらっている存在は、

、、、なんて思うのは自分だけなんでしょうかねえ。

あらゆる分野でこのあげて言葉が若い世代の人に蔓延していて、居心地が悪い思い。