籠り部屋の壁②

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籠り部屋の一画には国吉康雄のポスターが貼ってある。

※   ※
昨晩、同居人がビデオ明日までに返さなならんという。しまった、「ミリキタニの猫」というのまだ半分しか観てない。
「おまえさんが、今回借りたのはどうやったん?」と聞くと、「どうもなぁ、最後の終り方がすっきりしない」 と、いう。
なにやらアンテナが動く。同居人がおもしろくなかったとか、分け分からんかったとかいう映画は大概「当たり」なのだ。

ふむふむ、「ノーカントリー」調べると、!コーエン兄弟!そうかそうか、見逃すところだった。
コーエン兄弟といってもそう詳しくはないのだが、この人たちの作る映画は、残酷な部分もあって好きなジャンルではないが、なんといっても、このカメラワークといいますか、写し方が尋常ではないセンス。
犯罪ものが多いのだが、観てると、ほんとに事件に巻き込まれていくような恐怖を感じる。 10㌢ほど開いたカーテンとか、消したテレビに写る部屋のようすだとか、、
殺された警官の足下に残るもがいた後の靴の跡とか、他にない芸の細かさに、しばし感嘆する。 「ファーゴ」の時は舞台は雪原だったが、今回は西部のからから地帯。
冒頭の山のうつくしいこと。 もう一回観たいが、残酷なので止めておこう。

それともうひとつ、この映画全編を通して音楽らしい音楽が入っていない。 大概の映画、恐怖をあおるシーンではそれなりの効果音が入るのだが、それに頼らずに、これだけの恐怖を表現するというのは、コーエン兄弟恐るべし。
by daikatoti | 2009-01-31 08:08 | 今日の美しいもの | Comments(20)
Commented by mototot at 2009-01-31 08:40 x
ふ~ん、カメラワークは見たいけど、残酷なのはいやだなぁ。
カメラワークといえば、「バグダッド・カフェ」は、何かを映すだけで笑えるコメディだったけど、そこでアハハと笑ってるのは、私と白人男二人だけだった、といのを思い出した。
Commented by mamaさん at 2009-01-31 08:40 x
人形totiさん作?
あやつりにんぎょうみたいやね。味があるわぁ。
Commented by konnitiwan at 2009-01-31 09:06
おはようさんです。
国吉康雄、30年ぐらい前に初めてサントリー美術館で遭遇、ひどく衝撃を受けたのを覚えています。あの絵の中に漂うけだるさは手の届かないものと思いました。
Commented by daikatoti at 2009-01-31 09:29
★motototさん 「バクダットカフェ」も大好きで何十回もみた映画です。 あの、黒人の女優さんもおかしかったよね。映画館で観るとそういう、笑いのズレというの感じますな^^
あの映画は音楽もよろしかったようで。
Commented by daikatoti at 2009-01-31 09:30
★mamaさん 人形は2006年12月9日のこのブログ初日に載せてますのん。 顔はカラスウリ^^
Commented by daikatoti at 2009-01-31 09:33
★がざねさん そうでしたか。 私も画集でみたのが最初なんですが惹かれましたね。
このポスターは5〜6年前の愛知県美術館での展覧会のときのものです。
Commented by tripper_01 at 2009-01-31 09:33
夕べ酔眼で途中から観た「ラベンダーの咲く庭で」っての、なんかヨカッタであります。
オヤジ、映画は TV でしか観ないので共通の話題が少ないざます。
Commented by daikatoti at 2009-01-31 09:38
★tripperさん おっ、ジュディ・デンチとマギースミス。これは必見ですね。
テレビつまらんから、この際、ビデオやに行って会員登録して、映画みましょうよ。 最近、宅配サービスのも出てることやし。
Commented by 林檎 at 2009-01-31 11:17 x
あ、またまた味わいある人形...。寒いので、これくらいの分厚いブーツ、履きたいです。隣の紙袋も面白い感じで釣り下がってますが、オブジェでしょうか。
私もサスペンスもの、バイオレンス系はけっこう苦手です。ファーゴは良かったですよね。「バクダットカフェ」は、いまだにあの色彩と音楽が耳から離れません〜
Commented by Kcouscous at 2009-01-31 11:45
国吉康雄の切手はすごくいいんですが、持ってる? 持ってないでしょう〜(自慢)
ひきこもりの私はもちろん宅配DVDレンタル・サービスの会員です。何日まで返しに行かなくちゃならないというのがないのがいいです。もう寝たきりになっても退屈することはない!
Commented by LEFFIE at 2009-01-31 16:35
籠り部屋、ですか・・なんか、そそられる言葉ですね〜
ひょっこっ、と壁にいるお人形にもそそられます・・腕なんかとても細いのにバランスがいい !
(こそっと)今年もよろしくお願いいたします。
あ、ミリキタニの猫、どうでした?
Commented by EKreidolf at 2009-01-31 19:20
わたしもミリキタニの猫もノーカントリーも観ていないので楽しみです。
最近はまったのはクストリッツァです、やっぱり。
こんなお部屋でしたら籠りたい♪
Commented by nobukoueda at 2009-02-01 06:59
籠り部屋の全貌がみたいですね~
私も珍しく1日うなってねてました。でも夜中眠れなくなって借りてきたビデオみました。タイトルわすれた。1本は「人生の最高の見つけ方」でもちょっと期待はずれでした。俳優はすきなんですけど。今度、これかりてみよっと。ミリキタリのネコとノーカントリー
Commented by daikatoti at 2009-02-01 08:41
★林檎さん ムートンのブーツの制作状況はいかがですか?
紙袋もね、これは捨てられないのです。豚ちゃんの絵がいいのです。

ファーゴのほうが、なんとなくおかしみがあって好きですが、これもまぁ、可成りなものですぞ^^ バクダットカフェのあの冒頭の黄色っぽい画面は最高ですね。あれと音楽が一体になって思い出されますね。
Commented by daikatoti at 2009-02-01 08:45
★kcouscousさん あらま、そのようなものまでお持ちとは!うらやますい。
宅配レンタルもう会員になっておられますか。
kcousさん、わたしら、もうちょっと歩かないといけませんね。あちことから歩け歩けと言われておりますの。 こういう体操がいいとか、ラジオ体操もよくすすめられますのう。。
Commented by daikatoti at 2009-02-01 08:52
★LEFFIEさん  ほほ、今日から「キサラギ」に入りましたね。
なんとなく、そういう時の流れ方大好きです^^
ミリキタニの猫ってそちらで聞いたんでしたっけ? どこかのブログで小耳にはさんだ記憶が、ビデオやの棚の前で蘇って借りてみたのです。 ドキュメンタリーですよね。 計り知れないような苦労をされてるのだろうこと、このビデオだけで全部を理解出来るものでもありませんが、ああいうこともあったのだということは知らないといけませんね。 それにしても80過ぎてあの寒いニューヨークで路上生活、その割にすごく若々しい。すごい生命力を感じましたよ。
Commented by gyu at 2009-02-01 08:57 x
壁にかかっている人形、すごく素敵です! 前のアップの写真より、こんな風に壁にかかっている姿のほうが何気なくて、楽しい感じ。
カラスウリの顔ねぇ・・・そしてどんぐりの。 服もいけてるし、かっこいいなぁ。こんなの欲しいなぁ・・・。
Commented by daikatoti at 2009-02-01 08:59
★EKさん クストリッツァ、懐かしいです。一時、わたしもハマりました。アリゾナドリームも彼の作品だったんですね。
ジプシーの時とか、黒猫白猫、なんとのを見ました。シャガールの絵のような映画だなとおもいました。 ユーゴ、サラエボの出身なんですよね。 あの辺りの、少し東洋の混じったような不思議な雰囲気がよく出ていましたね。
Commented by daikatoti at 2009-02-01 09:03
★nobukouedaさん あれ、お風邪ですかい?風邪引いて布団の中でビデオ三昧という生活もたまにはいいものですよ。
あ、「最高の人生の見つけ方」ですよね^^うん、ちょっと期待はずれ。最高の役者2人でてるのにね。
Commented by daikatoti at 2009-02-01 09:11
★gyuさん おはようございます。今すごく風が吹いて、この前のスペインみたいなことにならないか心配なほどです。
人形を壁に掛けるのもいいものでしょう。
スカートはジーンズの後ろにはってある皮のタグなんですよ^^
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