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2007年 04月 30日 ( 1 )

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昨夜、何気にテレビをつけたら、寺山修司のことを、いろいろやっていた。
途中からみたもので、どういう趣旨の番組だったのかよくわからないが、書を捨てよ
街に出よう とか 大山でぶ子 だとか、懐かしいものを見た。

こんなことを書いても、若い人はおろか、数年時代が下の人に云っても判らない話題かもしれない。  状況劇場の唐十郎が、作品を寺山修司に見せて、批評してもらったと言っていたので
今日の画像は、唐十郎の「吸血姫」という、状況劇場の芝居の台本のような本の表紙だ。
装丁は四谷シモンとなっている。

状況劇場というのは1960年代の終わりごろ、京都でいえば京大西部講堂というところに
赤いテント小屋を張り、そこで、観客はゴザの上に座り、役者と観客段差なしの舞台で
なんともミステリアスなおどろおどろしい芝居のひと時を、役者と観客が共有するという
世界だ。  totiさんはこれに熱中した。こんなステキな世界!みどり色と桃色電気に照らされて、回転木馬がくるくる回るような世界、うまく表現できないのが悔しいが、ああいう世界に
じかに触れられたというのが他の世代にはない体験をしているような気がする。

もっとも、この世代のひとが皆、こういうことに興味を持ったかというと、ほんの一部の人に
受け入れられたに過ぎないのだが、なんだか、ほんとに60年代の終り頃って、異様な
パワーに溢れた時代だったなぁと思う。あの時代だけなんか、別の色なんだな。
週末は必ずといっていいほど、街にデモ隊が繰り出した。  学生運動の時代だった。
totiさんは団塊の世代の一番最後にくっついてる世代だけど、あの、デモに参加していた
人たちが、もうすぐ定年になって、街にあふれ出す。 どうなるのだろう、これから。