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2010年 01月 31日 ( 1 )

キルトを語る_d0101846_724293.jpg

思うに、自分の作品を説明したりするのが相当苦手である。と、いうことにあらためて気付かされる。
どうも作ってるときは、はっはっと、興奮状態でうん、この隣にはこの布、ここにはステッチを入れなくちゃとか、まて、この色を入れないと締まらんぞ、とかでほとんど他人がどういう見方をするのかなどという視点が消え失せている。
先日来、あることで、これはどういう布を使っているのかというご質問をうけて、う〜んと窮してしまうのだったが、自分以外の人はそういうことが知りたかったりするわけだと悟る。

そこで、このキルトを説明してみよう。
部分なので分かりにくいが、大きさは約30㎝四方の正方形。
布の形が変化に富んでいるが、これは、この前ログキャビンをしたときの切れっパシを主に使っている。じつのところ、ログキャビンは、この切れっパシを得んが為の前ふりなのである。
こういう形は意識して切り出そうとするとうまくいかない、わざとらしいものになってしまう。

そして、使っている布の素性も少し説明してみよう。
英字がプリントされているのは、愚息が小6くらいの時に着ていたシャツである。
ベージュの織りの荒い分厚めの生地は、私の服の処分品で、インドの店で買ったジャケットであったか。 同じく、赤っぽい色のチェックもアジア系の服であったもの。
縁に使っているのは、ブラウスで、リサイクルショップで、柄が気に入り着る目的でなく、生地として買ったもので、値段は100円。それの襟ぐりのところを縁として縫い付けてある。
他の布も、それぞれ、前世があって、真新しい布というのはポイントに使った古い電話機がプリントされた布くらいだ。

こういうことは布の前世が奏でるハーモニーのようなのが味である、と、思う。