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8月19日  金  曇り        旧暦 7月17日
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先月末に漬け込んだカリモリの粕漬けは、塩もいい塩梅に抜けてパリパリポリポリ、毎日食べてます。
味は甘からく濃いですが、夏場は少々濃いめのものがよろしいです。
これ食べると疲れがすっと抜けていくのだ。
聞き及んだところに寄ると、核シェルターの中には日本酒が置いてあるそうだ。
日本酒の中にはホに効く何かがあるらしい。
これ、日本酒の搾りかすで漬けてあるからね。ホにも効きます。

さて、映画ですが、ジャングルブック派だった孫二くんがゴジラ側に寝返って、1:3となったので、ゴジラを鑑賞。

今度のゴジラは大人向きに出来ていて、危機管理の政治という面が強調されとるんよ。
海から未確認巨大生物らしきものが上がってきそう、という時にも、わかりにくい長ったらしい言葉を使って対策会議をするとこなんか、見ものだったけど、小学生にわかるかな、退屈しないかな、ってちょっぴし心配ではあった。

ゴジラは、ええっという展開もありましたが、ビジュアル的に大満足。
いろいろ布石も打たれてたようなので、また続きが出るのだろうな。
私は東京の事に詳しくないのでナニだが、東京に住んでる人は、ああ、あのビルが倒されちゃった、なんてのがリアルに解って楽しめるのか怖がるのか知りませんが、なかなかのものではないでしょうか。

つい、ゴジラが赤で、それから最後の方の主人公二人の喋るシーンのバックが何故かもろに六芒星の青い模様だったのも、ナニなのかな、なぁんて見方もついしちゃいましたぁ。





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これは、陶器の模様を模写したもの。

さて、怪しの皮膚病を抱えつつも、昨日「ブーリン家の姉妹」など観て参りました。
ナタリー・ポートマンもスカーレット・ヨハンソンもどちらもご贔屓の女優さん、加えて、脇を固める俳優陣も、よく知らない人達ではあるが、なかなかよいぞ。

「エリザベス」のお母さんの話なのだが、これを観ると、あの「エリザベス・ゴールデンエイジ」の銀色の鎧を着て髪をなびかせ馬に乗っていたあのシーンが深く理解できる。
この映画、エリザベスで気になった、男優さんのアクの濃さがなく、ナタリー・ポートマンの悪女ぶりもそりゃあもうピカ一で、私的にはたいへん◎でありました。

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昔の物価に興味を持っていると、この前書いたが、戦前の物価のことを少々調べてみた。

市川崑監督が亡くなって、話題にもでるかなという、「細雪」。
映画でもそうだったが、この小説、優雅な四姉妹の物語にしては、いきなり、お金の話から始まる。  小説では、雪子さんのお見合い相手の給料をあれこれ値踏みするシーンから始まる。

で、雪子さんのお見合い相手は、MB科学工業というフランス外資系の会社に勤めていて、41歳。 月給が170円、それにボーナスを入れると、大体、月、250円、ということらしい。

この頃 (昭和13年頃) の平均的お給料は、100円そこそこ、だったそうだ。 このお見合い相手のお給料は、まぁ平均よりは上ということだろう。
因みにこの頃の大卒の初任給が、80円ということだ。
その他、銘仙の着物(今でいうとカジュアル系)が、一反10円。一式揃えて30円。
贅沢系でいうと、ピアノは550円。 帝国ホテルの宿泊料、二人部屋で15円、といったところだ。

ところで、この細雪にも、「お春どん」という女中さんが出てくるが (映画では、マーブルチョコレートの上原ゆかりさんが出演) この当時の女中さんのお給金は住み込みで、10円だそうだ。
今でいうと、1万~2万というところか。
戦前の小説を読むと、普通のサラリーマン家庭でも、女中さんをやとっているのを、不思議におもっていたが、これで納得。 この当時は、炊飯器もなければ、洗濯機もない、どうしても家事をするのに人手がいったのだろう。
住み込みとはいえ、お小遣い程度のお金で働いていたのだ。 昔はこういう奉公働きをして、花嫁修業も兼ねていたのだろう。 それはそれで、世の中としては、うまく回っていた部分もある。

お金という視点でものを見ていくのも面白い。

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引き出しF-1には靴磨き道具が入っている。

何度でも見たい映画の一つ、フランス映画の「田舎の日曜日」は、朝の靴磨きのシーンから始まる。窓から朝の光が差し込む。映画なのに印象派の絵のような映画。光がうつくしい。

黄昏時、映画の最後のセリフ  陽があるうちになんで窓を閉める・・
で終わる。
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昨日のマッチの本が、主に東欧などから集められたもの、ということで、関連した映画の話など。

チェコといえば 「コーリャ愛のプラハ」 という好きな映画があります。あらすじは、へたな文章で書いてもなんなので、どこかの映画のサイトで検索してください。キーワードだけで綴ると、ソ連侵略、偽装結婚、子供、ドイツ亡命、元オーケストラおじさん
というところでしょうか。 で、金銭的理由で偽装結婚した相手のソ連人の子供のお母さんがドイツに駆け落ちしてしまい、面倒見るはずだったおばあさんが急死してしまい、はからずも子供の面倒を見ることになった、元オーケストラおじさんが、だんだんとコーリャという5歳の男の子と心を通わせていくという、話なのです。

 親もいない、おばあちゃんもいなくなった、言葉はソ連語しか話せずという異国の地での、子供の心細さが涙を誘うのですが、ある時、街の映画館で、ソ連製のアニメ映画が上映されていて見たいと泣き出すシーンがあります。もう上映時間が終わっていて、5人以上でないと上映しないといわれ5人分の映画料金を払って映画を見せてあげたり、ソ連語のはなせる友達にたのんでコーリャに電話でお話を聞かせてもらう場面がでてきます。

子供にとって、空想の世界のおはなしが、心をどんなにか慰めてくれるかということが、映画のストーリーの本流ではないものの印象に残りました。
きっとこの、「マッチで旅するヨーロッパ」という本に載っているような、かわいいイラストも大勢の子供の空想をかきたててきたのだとおもいます
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東急ハンズをうろついていて、レジンというのをやってみたくなって、液を買った。後でしまったと思うのだが、大きい缶を買いすぎた。二種類の液を混ぜて型に流し込み中に押し花や、これの場合、切手、針金、ビーズなどを入れて固める。これは直径8cmほどのペーパーウエイトに仕上がったが、ろくに説明書きを読まずにやったものだから、まわりはガタガタである。 あと、2点ほどつくって、興味がうせた。残った液は、その後缶の中でコチコチにかたまっていた。

※    ※
いよいよまたシーズンがやってきた。何のシーズンかといえば、 24 であります。
9月7日からシーズンⅥのレンタル開始であります。 クロエ役のライスカブさんも来日して気分も盛り上がる。 このアメリカのテレビドラマ、いつもいがみ合っている相方と
数少ない趣味の一致で、このときだけは、ああだこうだと会話が盛り上がるわけです。
といっても、一緒に見るわけではなく別々に見る。一緒に見ると意味の分らないところでいちいち巻き戻しをかけるのでいやなのだ。だから一枚のDVD、2時間弱のはずだが、相方が見るとプラス30分はかかる。

ところで、主演のキーファー・サザーランドだが、シーズンⅠのころに比べると、随分
顔が長くなった。だんだんお父さんのドナルド・サザーランドに似てくる。 このお父さんのドナルド・サザーランド、調べてみて驚いた、随分前の映画であるが、ジェーン・フォンダ主演の「コールガール」という好きな映画があるのだが、あれの刑事役で出ていたのがこの人だった。あくの強い俳優が多かった頃に、一味違う魅力的な俳優さんだった。
あの映画で、電話が床に無造作に置いてあったのがカッコよくて、それ以来何年か電話は床に置いていた。
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今朝は、蝶の蛹が羽化して飛び立っていきました。蝶々の模様の縮緬。昔のものだから
しぼがはっきりしていていいねえ。色もうつくしい。

※    ※
DVDで細雪を見た。 太平洋戦争の始まる直前の昭和13年頃の話だ。
これをみていると、戦後日本がどう変わっていったか、というのがよく見えてくる。

この頃は家父長制度というのがあって、家の中ではっきりした上下関係があった。
女より男が優先され、長男次男の格差もはっきりしていた。親戚付き合いも大事で
なによりも世間体ということが優先される。
こう書いていくと、何だか面倒なことばかりで、こんなことなくなってよかった、
という気持ちも大いにある。
今、格差社会ということがいわれるけど、戦前は、冗談でしょうというくらいな格差社会である。 細雪一家と女中とは、はっきり身分が違う。細雪姉妹は、何の遠慮もなく、女中たちをしかりつけ、また、奥としての体面を保とうとしたりする。妙子さんが丁稚あがりの板倉との結婚をほのめかしたとき、そういうひとを弟にもつのはいややと姉たちはいう。

団塊の世代の人間は、こういう世界も垣間見て知っている。新しい考え方と、古い考え方の狭間に位置している。 だから、子供たちにもはっきりした意見というのが言えなかった。どっちもありなのである。はっきりした価値観で貫き通すということができなかった。 日本を悪くしたのはわれわれの世代だと、いわれることもあるが、なるほどワタシたちには、細雪姉妹がもっていたような、確固としたルールがなかった。ルールがくずれたのである。 そのルールが今も続いていたとしたら・・・ワタシなどは息苦しくてとてもやっていられないのだが。ある意味、ウツクシイ国日本、安全な国日本は、そういった息苦しさで作られていたのかもしれない。

息ぐるしい世界だけれど、あまりに円熟していて、うっとりと、懐かしい細雪の世界なのであります。
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今日は青空が広がるのだろうか。 窓を開けると湿ったカビのにおいがした。外がカビているのだろうか、  いつもの年なら、今頃はキジバトのカップルがくっくくっくとないているのだが、今年はカラスであります。 例年どおりにいかないのが今日この頃なのかも。

そんななか、ワタシの例年通りのちょっとしたこだわり。

どうしょうもなく暑い夏の日には谷崎潤一郎の「細雪」を読んで過ごす、と前に書いた覚えがあるが、このところ毎年夏になるとみる映画(ビデオ)がある。今朝、Lenzgesindさんとこでも話題に出ていてはっとしたが、「青いパパイアの香り」というベトナムの映画をみることにしている。 アジアとどことなく漂うフランスの香りの混じる映画だ。その混ざり具合に惹かれる。 こういう風に夏を過ごせたらと思える映画です。

ちなみにクリスマスが近づくとフジコ・へミングの「フジコ~あるピアニストの軌跡~」
をみることに決めている。

どちらにも共通するキーワードはインテリアかな。
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さあ、今日は鶏の肝煮で焼酎の水割りなどいただきながら映画のおはなしです。

ハーベイカイテル 扮するニューヨーク、ブルックリンにある小さな煙草やの主人は、毎朝
出勤したとき、店の前の同じ地点で、写真を撮る。朝忙しく仕事に向かう人々の毎日少しづつ違う様子が、カメラに収められる。
煙草やの客で、昨年奥さんを事故でなくし、それ以後、立ち直れずにいる文筆家に扮するは、ウィリアム・ハート(この映画のウィリアム・ハートはすごくいい)
落ち込んでいるこの人を見かねた煙草やが、ある日彼を店の奥にさそって、定点観察のアルバムを見せる。「ふーんこんなことをねぇ・・」と力なくみていた彼の手が、アルバムのあるページで、ハタと止まる。彼の眼に涙があふれる・・。そこには亡くなった奥さんが朝仕事に行く姿が写っていたのだ。
そのことがきっかけとなり、元気を取り戻していく彼と、煙草やの周辺の人情物語。
totiおばさんの好きな映画のひとつ。 アメリカの映画にしては随分ほのぼのしてると思ったら、監督はたしかアジアのひとだった記憶。
おわりにすっごくいいジャズボーカルが流れるんですョ。
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かもめ食堂 が面白くなかった とは言いづらい雰囲気が充満している。
いや、面白くないわけではないのだ、ただそんなに大騒ぎになるような映画?という感想。
ああいう映画は秘かに単館上映され、秘かに、あれって・・よかったよね、と囁かれる、
そういう映画のような気がするのだ。  ああいう映画が当たるというのは、なんか、世の中の人が、相当疲れてるんじゃないでしょうかねぇ・・  あわただし状態でビデオで観たので、大きいことはいえませんが・・
今まで観た映画で好きな映画のことも、追々書きたいと思うてます。
好きな映画の定義は、もう一回みたい、もっともっとみたい、と思う映画ということにしておきます。
今日は一番好きな 恋愛映画・・・といえば、 (この分野はあまり好きではないのです)
エイジオブイノセンス 
監督 マーティンスコセッシ  役者 ミッシェルファイファー ・ ダニエルデイルイス ・ ウィノラライダー
120年ほど前のアメリカの上流階級の、抑えた恋愛映画です。灯台の向こうに船が通っていく、黄昏のシーンが、すき。 馬車に乗り込む、別れのシーンも、すき。
衣装も豪華。 あからさまなシーンゼロの質の高い恋愛。

映画の話は、書き出すと止まらんようになってきます。もう一つだけ・・

同じく、恋愛もので双璧は、
日の名残り
ですね。 監督・・・・・・・あきません
加齢現象が出てしまいました。主演がアンソニーホプキンス、であることしか思い出せません
映画の分厚い辞書も、みあたりません。
音楽がいいのと、ホプキンスの演技、これも抑えに抑えた恋愛もの。